江戸里神楽

22.jpg 2月18日、さいたま芸術劇場にて、里神楽の公演がありました。神楽といえば、獅子舞とか、恵比寿様、大黒様が踊る、縁起の良い正月や、披露宴での出し物のひとつです。としか知らない私には、大変奥の深い、伝統芸能だと思い知ることが出来ました。神楽とは、ご祭神の活躍ぶりを、あるいは由緒を、氏子に対して可視化し、わかりやすく伝えてゆくメディアです。氏子たちはご祭神のイメージを神の演目から獲得していったことでしょう。
 プログラムは、はじめに北京オリンピックでも出演した、ユーモラスな動きを見せる獅子舞です。三匹?出演でした。次は古事記の中から「悲劇とめでたさ」の天ノ岩戸、最後が同じく、「英雄譚」の大蛇退治です。台詞がない舞台なので字幕マシン?が初めて観るのにとても分かりやすいです。 
 どちらも日本の誕生、日本国を統治する天皇家の正統性、国の誇りを、いつの間にか日本人なら誰しも持つようになるすばらしい演目、演奏(囃子)でした。
 今回は、この催しに、近県の大学生たちが多数関わっています。舞台公演を運営するには、たくさんの下働が必要ですが、パンフレット、チケットの製作、販売、H/P、舞台技術、協賛、後援獲得まですべて18歳、19歳の学生たちが昨年の春から準備したようです。今回が3回目の主催だそうですが、とても好感の持てる、完成度の高い公演でした。
 なを、出演は さいたま市で120年、4代続く岡田民五郎社中ですが、学生も数人演じていたようです。みなさんお面を被っているので、舞台中では分かりませんでした。残念!

 

ジャック・ダニエルズ

21.jpg 酒屋の前を通ったら、ジャック・ダニエルの看板がありました。
ジャックダニエルといえば、あの黒ラベルのバーボンウイスキーです。バーボンウイスキーといえば、ケンタッキーですよね。ところが、ケンタッキーでなくて、テネシーウイスキーでした。どこが違うのかといわれれば、分かりません。能書きはネットで調べるとして、意外だったのが、テネシーのスペルです。

TENNESSEEと書かれているではありませんか!昔の英語ではこんな風に大げさに書いていたのかなと思いきや、これが正しいのです。けど、私今までTENESIEとかTENESYと思っていました。まあ日本でも八ツ場ダムと書いて「やんば」ですものね。違うか?

Dr.パルナサスの鏡

 テリー・.グリアム監督の「DR・パルナサスの鏡」、鏡というか、鏡面カーテンです。原題はimaginariumです。現代のロンドンに、中世の見世物小屋みたいな、馬で牽引する移動舞台で、客を誘って、鏡の裏に引き込みます。鏡の裏には、客のどんな欲望も満たす、別次元の幻想の世界が広がっていて、満足を得て、現世に戻ることが出来ます。DR.パルナサスは悪魔との、賭け?に負けて1000年も生きていますが、それは死ぬことが出来ないだけで、喜んでいるわけではありません。そのシチュエーションだけでも不条理なのに、アジア人と比較して、ヨーロッパ人(白人)の体型、匂い(空気)の濃密さ、色彩感などに圧倒されます。舞台背景というのか、大道具が、水のきらめきが印象派の絵画のようであったり、突如として出現する物体がダリの抽象画のようであったり、美しいリリー.コールが天女?天使のように舞う、ミケランジェロの天井画のように、他にも現実的でない映像美がお腹いっぱいに味濃く、油っぽく映し出されます。それにしても,ジョニーデップが出てくるだけで、映画が現実感がなくなり、オペラや歌舞伎の舞台を見ているような、嘘っぽさ、いかがわしさ面白いです。この表現は難しいので次回に。

  店舗入口の植え込みに、毎年ウグイスがやってきます。きれいなウグイス色で、雀くらいの大きさで、4~5羽、他にもムクドリ?などももぐっています。100cm位の木なのに、何羽いるんだ?というくらいたむろしています。家に鴬が来ると自慢してました。しかし、どれも一回も鳴いたことがありません。それもそのはず、ヤホーじゃなくてヤフーで調べたら、目白かも?そういえば目の周りが白いです。鳴く分けないか。しかも、オスしか鳴かないというし。ウグイスは鴬色ではなく茶褐色だそうです。何でウグイス色っていうんでしょう?

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サロゲート Surrogate

 「生きている天才100人」の石黒浩大阪大教授の記事が、毎日新聞に載っていました。ロボット博士?というか、氏の作るロボットは、人間に非常に似ています。決まった動作を繰り返す、無機質な機械としての産業用ロボットと違い、人間の分身、代理(サロゲート)として、人間に接することにより、人間もロボットに心情移入できるようになるとのことらしいです。
 そういえば、A.I.のH.J.オスメント、 ターミネーターのシュワルツネッガー、人間似のロボコップ、アンドリューのR.ウイリアムズなど皆人型というか自分で考え行動するロボットばかりです。もし人間の顔をしていなかったら、あるいは二足歩行しなかったら、気持ちが盛り上がりません。最近見たテレビでは、二足歩行のメカニズムは、非常に難しいらしいです。ソニーでもアイボは売っても、QRIOはまだまだ機械ですものね。第一エンジン、バッテリーをどこに内蔵するのかって大問題ですよね。サロゲートでは自分で充電器に納まっていました。
 サロゲートの中のロボットたちって、人間なんだけど表情のない顔してて、そのメイクのほうに感心しました。石黒氏もチョイ役で出演していたらしいですけど、分かりませんでした。

満月 フルムーン

19.jpg 今年の正月は氏子総代で雀の森神社で初詣受付していた1日が満月でした。そして今日30日がまた満月です。冬は空気が冷たくて、月がとてもきれいに見えます。しかし、今年も、もう12分の一過ぎてしまいました。
 月といえばヴァンパイア、中でも超クールな映画が、昨年から始まった、「トワイライト~初恋」「ニュームーン/トワイライト・サーガ」でしょう。サーガとは数代に渡る叙述史のことだそう。
 ステファニー・メイヤーの世界的ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。人間の女子高生ベラと美しきバンパイア、エドワードの禁断の恋の物語が展開する、ロマンス映画好きにはタメ息ものの失敗のない映画です。十字架、日光にそれほど弱くなく、セレブな生活を送る、色白ヴァンパイア達のクールなことといったら、「ビーパップ・ハイスクール」と対極の青春ドラマです。車スポンサーはVOLVOです。
 しかしアメリカ人が見る日本の学生って「ワイルドスピード」の転校生が編入する学校のイメージなのでしょうか?反するアメリカの高校生って「ビバリーヒル」とか「オーシャン」みたいに一年中色恋ばっかりで悩んでいるのかー?

川越のだんご

18.jpg 川越の団子はサツマイモと並んで名産だそうです。子供の頃からだんごはよく食べていました。慣れ親しんだ団子といえば、大正浪漫通りの「いせや」です。甘い醤油のたれ(みたらし)は艶がよく、上品な、きめ細かい柔らかさでよく食べました。また、こしあんも美味です。団子というものはみたらし味のものだと思い込んでいました。成人してからは、焼きだんごも食べます。香ばしい醤油味で、買うと「ひげ」に包んでくれます。焼きだんごで有名といえば連繋寺境内の「松山だんご」です。連繋寺といえば、丸広デパートが出来るまで、川越の繁華街、シティボーイ(子供)のプレイスポット、サーカスや相撲、遊園地、ショッピングセンターまであった、一大レジャーランドでした。そこのメイン会場で今も営業しているのですから、スナック(御茶屋)の老舗といってよいと思います。ご飯代わりといえば、こちらのほうが充実感があります。神社仏閣の隣には、大抵だんごやがあります。そこの中でも大正時代から営業しているので最古参かもしれませんね。

ブルジュ・カワゴエ

17.jpg 家からすぐ100mくらい近所にある,NTT川越LMCの電波塔です。高さは  メートル。調べておきます。
おそらく、川越市の一番標高の高い土地に、またこの辺では一番高い中継局として建てられたものと思われます。土台はNTTのビルになっていて、どこからタワーになっているのか見えません。しかし越生、飯能の山からも必ず一番高い電波塔として見えます。標高の低い所沢街道側から川越に向かうと常に正面にぐんぐん近づく感じです。たまに上のほうに人がいるような気がしますが、パラボラアンテナの数分の一といくらい小さく見えます。インターネットのLAN局?になっているので、光ケーブルにする前の、フレッツ40位の方が接続が早かったような気がします。

 

 

インド式 ビンゴ

16.jpg 昨日のポンガルで、最後にあったBINGOゲームですが、その当たり方?というか数字の並び方がはじめて見た方法なので、とても新鮮に感じました。私たちの知っているのは、斜めか、縦横が揃うまで繰り返しますが、インド式?ビンゴは、表の左欄が、その並び方です。下からクイック5は、とりあえず早く数字が五個、中央除くと4個出た人で、並んでいる必要はありません。次のROWSは横一列並び,COLSは縦一列並びそれぞれ揃えばビンゴです。
 +xは普通の当たり、7とLは上か下二辺が揃えば当たりです。
BOXはビンゴカードの回り一周、FULLHOUSEはカード全部当たったらビンゴです。当選者は順繰りにバラけて、長時間楽しめます。一等の航空券チェンナイ往復って、もし私が当たってもうれしいのかどうか?ちなみに私は何にも当たりませんでした。

 

PONGAL 2010

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川崎のノクティプラザでポンガルにいってきました。PONGALという言葉は,初めて聞きましたが、インドで冬至の頃に行われる収穫祭という意味らしいです。集まっている人たちは、日本に在住している、主に南部インド地方、特にチェンナイのビジネスマンとその家族大勢です。午前は一般人の文化祭、歌、踊り、コント、午後はテレビ、映画俳優の美しい踊り、歌謡、コメディそして恒例のビンゴです。仕事のときは日本語、英語ですが、日常語はタミル語で、日本語以外わからない私には、意味はわかりませんが、楽しい雰囲気は、思い切り伝わります。子供たちは芸達者で、とても可愛かったです。インド人を、こんなにま近に、大勢見たことはなかったのですが、男女とも顔は彫が深くて、体が厚くて、ピアスをしている人が多く、アクセサリーもよく着けていました。集まっている人たちは皆若くて、インドのパワーが伝わります。ランチはもちろんインド料理で、日本に増えているカレー屋とはちょっと違って、意外と薄味でした。ヨーグルトと米のお粥とか、練乳に漬かったパン、薄いナンなど初めての味です。その日の模様がポンガルのページにアップされているので、是非ご覧ください。

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