付き合い始めるのは簡単だが、別れるのはその数倍のエネルギーがいるという諺?通り、この二人もやっちゃいました。いかにもアメリカンな若いカップルですが、結婚して奥さんと子供と一緒にいることが人生の一番の目的となり、それが叶えられたのだから、もうほかに望むものなしの男と、結婚し子供がいて幸せでも、看護師として常にステップアップすべく努力することが、まともな人生だと考える女。
映画は、二人の出会いから別れるまで、現在から過去をテイクバックしながら見せます。どちらが良いか悪いかということではありませんが、愛だけは豊富なんだけど、上昇志向がなく、人生設計が不安に感じられる男は
たぶん世界共通で生活力がないと思われるのではと心配です。また、感情が表に出過ぎ、最後は爆発して手が出ることも、別れ話に加速をつけるのではと思います。
しかし、映画を観るという、客観的な立場だから、冷静に批判できるわけで、当事者が発作的にどのように振舞うかは連日のニュースを見れば判ることで、自分はそうはならないと常に気を付ける以外救いの道はないのかもしれません。
この映画の予告編、スチール写真の美しさは、郷愁を覚えるすばらしい映像です。
首都圏の大学生が主体となり、出演者(神楽師、鳴り物)以外の設営を全て、チケットの印刷デザイン、協賛金集め、舞台会場設営、受付警備、さらに、格調高い、部厚いプログラム(無料ではあるが価値は非常に高い)
作成などボランティア(ただ働き?)で江戸里神楽の公演を行っています。今年は第五回目ということで8月31日に埼玉会館で開催されました。今までは埼玉芸術劇場(蜷川さんで有名)だったのですが、地震でいまだに休止中とのこと。しかしどちらも階段舞台というかすり鉢状で、とても観易く洗練されています。川越市も昔の映画館みたいな会館を作っていないで,オペラハウスでも建てて、浦和の鼻を飽かしてもらいたいものです。
神楽は、巫女舞いに始まり、三番・五人囃子と大変おめでたい舞で始まりました。休憩を挟んで、本日のメインである、「稲羽の白兎」です。古事記に載っていて、ウサギにだまされる鮫、大国主命、蒲の穂など、浦島太郎とともに教科書にも載っている誰でも知っている話ですが、神楽で見ると、改めて理解できました。解説によると、1.陸の動物と海の動物の知恵比べ、2.医療技術の披露、3.神使いとしての動物などの要素があるそう。
ウサギの救命に尽くす姿を見て、大国主命の性格が判り、国を治める神様にふさわしいことも理解されます。
台詞が一切なく,黙劇というそうですが、古代から、ギリシャなどでもこのような舞台があるそうです。囃子のBGMとただ舞っているだけでは飽きてしまいますが、劇として楽しめることも、神楽にあったことを知りました。
鳥取県には、「白兎神社」が実存し、恋愛成就のパワースポットになっているとのことです。また、「ウサギバーガー」「ウサギ三段跳び丼」「うさぎ焼き」もご当地グルメだそうです。
お盆休みということもあり、南古谷のユナイテッドシネマ八分の入りです。「理由なき反抗」のような父と子供の確執物語と思っていましたが、せりふが少なく、子供の成長ドキュメンタリーのようなドラマでした。随所に重厚な音楽とともに、「2001年宇宙の旅」のように、天地創造、来世、意識のフラッシュバックが挿入されます。
俳優すべてがとても自然で、自分(私)の子供時代の日常を、実に淡々と、しかし大量な感情を、愛情、憎しみを観ればわかるように、うまい演技で表現します。人間が誕生以来受け継がれてきた精神の輪廻再生を聖書のようにわかり易く見せる映画でした。アメリカでは教会に毎週行く人が少なくなっているようです。食事の際のお祈りもしないのでしょうか?最近では意義も、風習も薄なってきたお盆の伝統を思い出させる、この時期にぴったりのお勧め作品です。
「おおしかむら」読みます。まあ普通に読めばよいのですが。長野県重要無形民俗文化財(きっと)の素人歌舞伎公演を含む5日間?の淡々とした喜劇です。タイトルからして騒動記としていますがドタバタコメディでなく小説を読んでいる感じです。昔パルコで松田優作と彼がエレベーターから降りたときに目撃しました。今ならハビエルバルデムの感じです。原田芳雄が企画したそうで、若い時ならもっと危ない犯罪中年役をやったと思いますが、70になっても相変わらず元気なチョイ悪オヤジ感が出ていました。ほかの俳優も日本映画に欠かせない男女が、原田芳雄が最後の映画になると分かっていて出演したのかなと感じました。
各人がトラブルに巻き込まれながら、転げ落ちながら?、しかし他人のせいにせず、自分で受け止め咀嚼しながら、歌舞伎開演に向かってみんなが突き進む大団円、このような展開って、洋の東西を問わず喜劇の王道なのかと思い知りました。特に日本映画に向いているのでしょうか?若い俳優が苦しみながら最後に成功する爽やかサクセスものももちろんいいですが、これから高齢者が増えていく日本で、生きていくことが悲劇でなく、喜劇に感じられるこんな映画に期待します。
スピルバーグ、エイブラムスが子供のとき、または今映画を撮っている監督連中も子供のときからの熱狂的な映画好き、撮影好きだったという。私でさえも、中高時代8mm映画を撮ったくらい多くの子供が8mmを手にしたら、何か撮影してみたいと思ったはずだ。70年代80年代は8mmがはやり、その後もヴィデオブームにつながった。そのままタイトルのスーパーエイト。KODAKの全盛時代?
映画は、Sキングのスタンドバイミー、またE.Tのような子供たちが仲間、恋、親との葛藤を通して成長してゆく懐かしのカルピス味ドラマであるし、最近起きた中国新幹線の大列車事故を疑似体験できる映像、怪獣自体はそれほど重要でなく不安感の象徴であるクローバーフィールドなど、70年から80年代映画への賞賛、お礼を含めた作品であると監督は言っています。
美少女L・ファニングは、絶叫少女ダコタファニングの妹だそうです。また同じ期間上映中のアイムナンバー4とは数字つながりで奇遇かなと思ったりしました。
川越祭りはお神輿を担ぐのでなく山車を曳きます。埼玉県では、ほかに秩父、飯能もそうです。山車の上の舞台、または境内,、街頭の屋台ではお囃子、神楽が行われます。曳山(ひきやま、曳き山とも)、舁き山(かきやま)、担ぎ山、山鉾、鉾、山笠、祭車(三重県桑名市)、御車、屋台(主に長野県、静岡県遠州、岐阜県飛騨など中部地方、兵庫県播磨)、地車(だんじり・だんぢり。主に関西地方)などと、地方によって様々な呼ばれ方をします。日本全国には、このような山車、屋台の祭りが少数派?しかし非常に大きな祭りをするところがあり、川越祭りには各地より愛好家〈個人、公人)が集まります。
今回は江戸祭り、川越祭りのことなら任せておけという、特にディープな旦那衆に、揃いの半纏のご注文をいただきました。生地は紬、色は古代紫といわれる濃い紫です。
埼玉県南西部は「西川材」といわれる良質な杉、桧の産地です。狭山市の「ゆたか建設」株式会社は無垢の西川材を使用した高級注文住宅メーカーです。今回創業40周年を迎え、半纏を作らせていただきました。
事務所に入ると天然木の香りが漂います。先代社長の意志を継ぐ、杉、桧同様堅い真っ直ぐな成長企業です。
http://yutakakensetu.com/
半纏デビューは29日の上棟式です。
前から気になっていたブルーマン。ニューヨークの三人組みパフォーマンスが発生です。アメリカNY.LV.ユーロ各地、そしてアジアでは東京です。
会場は麻布十番、東洋英和の向かいですが、急な坂ばかりで会場に着く客は皆大汗、息切れしていて変な親近感を覚え笑えます。
首までの長袖、長ズボン、ブーツ、身長190cmくらい、手と顔は名前の通り濃いブルーです。ラテックスを被っているのか、塗っているのか解かりませんが、密着していて目と歯以外皮膚は見えません。
開演前に英語テロップが次々流れ、客いじりで笑わせ、徐々に引き込まれ、開幕はお馴染みのインク満タン、ドラム三連奏で、何時インクが跳ねて飛んでくるか分からないので、心配ながらも暑い中ポンチョが脱げません。パフォーマンスは終始無言のパントマイムで、シモネタは一切なく、しかし、何時何が飛んでくるか気を抜くことが出来ず、テロップは早いし、客いじりは相変わらずで100分間は楽しく過ごせました。クーザも良かったですが、こっちのほうが満足感が多いような気がしました。
音楽もオリジナルで、本家ではターミネーターのラストにも使われたそうです。日本のバックバンドも秀逸で言葉はないけれど、効果音も演奏も多いに引き立てました。終演後はブルーマンとのサービスショットもあります。これはお勧めです。