全国でも珍しい「女性の長い髪の毛」を御神体とする神社。谷塚駅の南西約2kmの毛長川沿い(草加市新里町343)に鎮座する。創建ははっきりしないが、棟札の写しには享保10(1725)年9月25日修築の記録があることから、300年ほど前と推定される。
髪の主は素戔嗚尊の妹姫、村の長者の娘など諸説ある。鳥居は白の御影石造で、もとは水戸藩の屋敷内にあった鳥居を出入りの商人が譲り受け、神社の氏子の願いで移設したという。
明治御一新の際、祭神を確定すべきとの宣布により、祭神不詳であったため、新たに大己貴命(おおなむち)とした。故に毛長神社は、倉稲魂神(うかのみたま)・別雷槌神(わけいかづち)を併せて三柱というとのことです。
この地で天保4年創業、7代目吉岡工務店を営む吉岡京六様より、奉納の半纏のご注文を頂きました。
着丈90cm 生地は綿紬。腰の波柄は鬼瓦、衿の紋は十六連珠鞠左三巴は軒丸瓦にあった模様を用いました。
鷲(わしじんじゃ)神社は、東京都足立区の、東京スカイツリーライン西新井駅より徒歩17分の位置にある、島根地区の鎮守守です。昔、当地は入り江の中で、島の根のように出た地で、神々が船で上陸した場所とされ、日本武尊が、その神々を祀ったと伝えられています。このことから日本武尊を称えて大鷲尊や浮島明神と称され、文保2年(1318)に中興しました。
2017年の鷲神社の例大祭は9月9、10日に行われました。
有限会社 詠廣建設(えいこうけんせつ)は代々鷲神社の氏子で鳶の会社です。この度、猪狩社長の衿名で半纏を作っていただきました。
背紋は町火消しの代紋で纏に二番(組)とあります。衿の後ろに沢鷹(おもだか)の紋、腰柄は大工と抜いてあります。生地は夏用にシャンタンです。
幸手市は、埼玉県の北東部に位置し、古くから日光街道の宿場町として栄えてきました。戦後は、東京のベッドタウンとして人口が増加しました。 市の北側にある権現堂堤は、春は桜と菜の花、梅雨は紫陽花、秋は曼珠沙華、冬は水仙と四季折々の花を楽しむ公園として、市民の憩いの場となっています。 300年近い歴史と伝統を誇る幸手夏祭り。「関東三大神輿」のひとつに数えられている華麗な神輿が宮出しされ祭りが始まり、子ども神輿や、全町の山車がお囃子とともに練り歩き、市内が賑わいます。荒宿、仲町、久喜町、助町、天神町、東町、北町が豪華絢爛な神輿を担ぎ、街を練り歩く姿が圧巻です。最終日には7台の山車が駅前の坂を駆け上がり、力強さを競う「花山」が行われ盛り上がります。
今年は7月9日に大神輿渡御、7月15日、16日と山車曳き回しと今年一番の暑さの中、熱気の入ったロングランです。
天神町(中一丁目)の山車の天蓋(ひさし)と腰幕のご注文を頂きました。町内在住の折原様の書かれた天神の筆文字と、梅鉢の紋が鮮やかに目を引きます。
千曲市(ちくまし)は 長野県北部、北信地方の千曲川中流域に位置する人口約6万人の市です。江戸期善光寺街道の最大の宿場町として、また明治期に北信随一の商都として栄えた稲荷山宿があり、交通の要衝でした。科野 さらしなの里 千曲です。
稲荷山祇園祭は230年余の歴史と文化を誇り、疫病退散と祈願として尊崇を高め,時代とともに五穀豊穣・家内安全・庶民の娯楽として変わってきたお祭りです。
平成24年6月には千曲市の無形民俗文化財に指定されています。
稲荷山神輿会は、平成16年6月26日に稲荷山全町住民より郷土を愛し稲荷山の伝統を守り継承する同志を募り35名で発足いたしました。
発足のきっかけは、平成16年4月、近年祇園祭当番経験区長5名の方々が、神輿担ぎ手の老齢化、祭り伝統への意識の薄れ、特に戸数の少ない区民より担ぎ手不足の心配の声があがり、それらをふまえて会合を持った要望提案書が稲荷山区長会、氏子総代会へ提出されたことに始まります。5つほど提案事項がありましたが、その中の最大のテーマは、神輿担ぎ手不足でありました。
こうした経緯の中、平成26年度は男性会員71名、女性18名、計89名という大変大きな団体に成ってきております。
9月第一土曜・日曜日に群馬県中之条町大字伊勢町で毎年行われる伊勢町祗園祭は、「半年にわたる農作業の疲れを癒し、豊かな恵みを髪に感謝すること」と、「伝染病発生の多いこの時期の、疫封じの神「牛頭(ごず)天王(てんのう)への信仰」という、二つの意味が合わさった行事と言われています。
祭りでは、千人踊りや八木節ほか各種イベントも行われ、大勢の人で賑わいます。
伊勢町下乃町は、若者衆百数十名、子供衆役六十名のみなぎる力を中心に、今日までの先輩から受け継いでいる伝統を絶やさぬよう大切にし伊勢町祗園祭を続けています。
下乃町は茶半纏をトレードマークに楽しく・賑やかに誰でもよってもらえるよう盛り上げています。
お祭り広場では、生バンド演奏・ビンゴ大会や生ビール・ジュースの販売をしていますので、ぜひ、下乃町のあそび場に来て・見て・楽しんでください。
中富の多聞院の毘沙門堂には、武田 信玄 公の守り本尊であった毘沙門天がまつられています。
信玄は、この毘沙門天を、かぶとの中に納めて戦場に出陣しており、信玄滅亡後、縁あって川越城主柳沢 吉保の手に入ったものを三富の地割開拓後、ここに安置したものです。
「寅まつり」は、毘沙門様の化身である「寅」に願いを請うお祭りで、毎年5月1日に行われます。
また多聞院は、ぼたんの寺としても有名で、境内には300本を越えるぼたんが植えられており、毎年この時期には色とりどりの大輪が咲いていました。
多聞院のとなりには、さつまいもの神様「吉田 弥右衛門」「青木 昆陽」をまつる「富の神明社」があります。吉田 弥右衛門はこの地方で初めてさつまいも栽培に成功、普及につとめ、これが後に「川越いも」となりました。
お茶の鷹ノ羽森田園は、江戸時代元禄期に開拓された三富新田の中富で100年以上も茶畑を継承し、現代に至ります。この度、抹茶アイスとほうじ茶アイスを販売しました。自社茶園で摘んだ茶葉と濃厚なミルクを使用した贅沢な味わいです。販促用に、のれん、のぼり、半纏を作っていただきました。
takanoha-moritaen.com/ 埼玉県所沢市中富1221 電話 04-2942-0845
連続テレビ小説・第96作「ひよっこ」は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。
高度成長期の真っただ中、日本の発展を支えたのは、
地方から上京し懸命に働いた名もなき人々でした。
この物語のヒロインも、そんなひとり。
集団就職で上京した“金の卵”ヒロインが、自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記です。
谷田部みね子(有村架純)は奥茨城の小さな農家に生まれ育った高校3年生。おっとり、のんびりした性格だが、明るく働き者の母・美代子のような女性になりたいと思っている。奥茨城の暮らしが大好きで、卒業後は祖父や母を手伝って畑仕事を頑張るつもりだった。そんな矢先、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったことから集団就職で上京することを決意。トランジスタラジオを作る工場で働き始める。しかし、仕事にもようやく慣れてきたころ、会社が倒産。父がかつて通っていた洋食屋で働くことに。人情深い町の人たちに育まれながら、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく。
劇中で奥茨城村青年団の着る半纏を作りました。