今成囃子連(半纏)

今成囃子連.jpg  今成は古くからある地名で、川越市街地の西部に位置しており、最近まで田園地帯でした。また、西に入間川が流れ、晴れた日には富士の勇姿や、秩父連山を臨むことができる自然環境に恵まれた地域です。中でも、夕焼けに染まる富士山のシルエットは見事なものです。
 また、背紋にある田面澤(たのもざわ)は、かつてこの地域一帯の村落の由緒ある呼称で、昔東武東上線の終着駅でもありました。
 小村井流の囃子は、戦前に現在の川越市久下戸から伝えられたものです。
 天狐は、今にも跳ねてゆきそうな、本物と見まごうばかりの仕草に加えて、メリハリを効かせた俊敏な動きに、神の使いとしての威厳を感じさせます。
半纏 綿紬 着丈100cm

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