2024年8月アーカイブ

阿波踊り 土筆連(半纏、浴衣)

土筆連.jpg    阿波おどりは、老若男女問わず幅広い年代の方に参加いただける芸事です。
 高円寺に拠点をおき活動している連(踊りグループ)は現在40連余りあり、その多くが、一般的な習い事と同様に、年間を通じて定期的に稽古を行っています。大きな公演や出演の前には、集中的に練習会を実施することもあります。
 土筆連は礼儀を重んじ、組織的にまとめられて子供も若者もルールを厳しくしつけられます。 そうしたうえで、それぞれの連が一丸となって切磋琢磨しつつ、技量の向上を図っています。
 
阿波踊りの踊りのグループを「(れん)」といいます。

 土筆連は 成人男女の連と、子供だけの連がありますが、中学生以上は成人チームに加入しているようです。

踊りの種類と衣裳はというと

男踊り(つくし連は男踊りです)

 半纏を着て踊る半天踊りと、男物の浴衣をしりかげらに着て踊る浴衣踊りがあり、いづれも足袋をはいて踊ります。
 踊りの所作は大小さまざま、時に勇猛に。時には滑稽に踊る、基本的には素手だが、うちわや提灯などを使っていることもおおい。
 なを、この男踊りを女性の踊り手や少女が躍る場合もあります。

女踊り

 女物の浴衣に編み笠を深く被り、草履でなく下駄をはくのが特徴です。
艶ぽく上品に踊るのが良いとされます。
 一般の浴衣と異なり、襦袢、裾除け、手甲を付け黒繻子の半幅帯を、お太鼓のように結ぶことが多い。

鳴り物

 鉦・笛・三味線・締め太鼓・大太鼓 など

リズム

 阿波踊りは2拍子で、テンポは,早い連、遅い連と様々であり、これが連の個性を演出する重要な要素となります。
宗岡下組.jpg     令和6年7月13日、志木市下宗岡4丁目「氷川神社」で夏祭りが行われ、宗岡下組囃子連の演奏が奉納されました。
 下組囃子連は、明治初期に原型はありましたが、大正末期に大宮市遊馬出身の金子嶽吉の紹介で、大熊兼助、木下芳太郎、荒井市太郎らがこの地より伝授されました。
 下ノ宮氷川神社を拠点とし、宗岡五区、六区が中心であり、小学生、中学生が元気に活動している団体です。
 また、地元小学校で郷土の歴史、伝統芸能を題材に社会科授業の一環で講義を行うなど文化伝統の継承にも熱心に力を入れています。

 久喜市 志ん二と同じく生地は綿絽です。

久喜提灯まつり.jpg久喜提燈祭り「天王様」は、旧久喜町の鎮守である八雲神社の祭礼です。

天明3年(1783年)の浅間山の大噴火で、桑をはじめ夏作物が全滅したことによる、生活苦、社会不安などを取り除くため、祭礼用の山車を曳き廻して豊作を祈願したのが始まりと伝えられ、240余年の歴史と伝統を誇る祭りです。

祭りは毎年7月12日から18日に行われます。7町内から7台の山車が繰り出され、昼間は、神話などから題材をとった人物の人形を山車の上に飾り立て、町内を曳き廻します。夜は、人形を取りはずし、山車の四面に約500個の提燈を飾りつけた、提燈山車に早変わりします。

この提燈山車は夏の夜を彩るイベントとして最大の見どころとなっています。町内の若い衆が、賑やかな笛や鉦・太鼓のお囃子にのせ、関東一と言われる山車を回転させたりして、市内を巡行する様はまさに圧巻です。

夜は、四面に提燈をつけた山車を曳き廻します。
午後8時すぎには、久喜駅西口ロータリーに、提燈山車が集合して、山車をぶつけあったり、回転したりします。久喜駅西口周辺は多くの見物客で賑わい、祭りにおける一番の見所となっています。

綿絽という夏向きの涼しい生地です。肩当、袖口裏などつけません。


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