古尾谷八幡神社のほろかけ祭り(半纏)

古尾谷八幡.jpg     埼玉県川越市の古尾谷八幡神社ほろかけ祭りは、かつては毎年9月15日に行われていましたが、今は敬老の日の前日に行われます。

今年は9月17日となります。

  古尾谷八幡神社は、平安時代から伝わる古いお社(やしろ)です。

  この行事は、神社の氏子になるため元服式(昔、男子が成人したしるしに12歳から16歳の間に行う儀式のこと)にのっとった、大変古い儀式だといわれています。

  ほろとは「母衣」と書きまして、武者が背負って矢を防ぐ、布で作った武具のことです。

  若者たちが大きな獅子頭を担いで現れ、「ほろしょいっこ」たちの六方をふむ儀式が始まり、鈴の音とともに、「ほろかけ祭り」は最高潮に達します。

  最近はすっかり観光地としてにぎわっている川越ですが、古尾谷はこの地域限定のマイナーな神事です。

 美しく色鮮やかな「ほろ」と迫力ある獅子舞、一見の価値ありです。

 半纏は八幡神社、八幡青年団、本郷下自治会の氏子総代の方が着ます。

  

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