朝鮮半島からの渡来人を集めた旧「高麗郡」が日高市周辺にできてから、今年で1300年を迎えたことを記念する式典が5月21日、同市の「日高アリーナで」で開かれました。式典には日韓関係者2500人が参加し、日高高校の生徒ら26人が高句羅古墳壁画をモチーフにした色鮮やかな古代風衣装をまとって行進し、長い歴史をかみしめました。
今後、漫画家の里中満智子さんが講師を務める「渡来人の里フォーラム」(六月十九日)や公開歴史講演会(七月三十一日)、馬射戲(まさひ)騎射競技大会(十一月二十六、二十七日)、高麗郡建郡1300年歴史シンポジウム(十二月十八日)などもあります。問い合わせは市産業振興課=電042(989)2111=
青梅大祭はゴールデンウイーク最中の5月2、3日に行われました。
青梅大祭に参加する23の囃子連のうち、19団体が集まって構成されているのが青梅囃粋會(おおめそうすいかい)です。電灯芸能の継承はもちろん、地域活性化のためのさまざまな活動も展開中。お祭りをさらに盛り上げていこうとの意気込みに燃えています。
裏宿町の山車は町内の鎮守である魔利支天(まりしてん)の言い伝えを各所にデザインし、平成元年に新造されました。踊りは天狐お囃子は「裏宿囃子連」です。
半纏は江戸伝統模様の籠目(かごめ)柄といい、水色地に黒で大きくはっきりとデザインしています。背紋はオレンジと白で囃子と表しています。
例年5月5日こどもの日に、坂戸市の永源寺で釈尊降誕祭が行われます。
永源寺は、江戸時代初期に開基されたと伝えられる曹洞宗の寺です。
その後、文化10年(1813)黙室良要禅師が永源寺二十世の住職となり花祭りが盛行し、「坂戸のお釈迦さま」として知られるようになったようです。
本堂前の花御堂の誕生仏に甘茶をかけて、無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願します。市内外から多くの人が訪れにぎわいを見せます。
半纏は坂鶴階子(さかつるはしご)という、坂戸市、鶴ヶ島市の若鳶組合が出初式に着るものです。地紋は算盤柄、または釘抜き柄といわれるものでしょうか?階と子を一文字で梯子と読ませるなんて昔の人のセンスは粋ですね。