4月25日(土)・4月26日(日)に、入間市豊岡の愛宕神社で行われる春季例大祭にあわせて「おとうろうまつり」が行われました。おとうろうまつりでは天保7年に造られた志茂町屋台のほか数台の屋台が街に繰り出し、各戸に花傘鉾をつけた提灯を飾り、江戸情緒漂う祭りです。
おとうろうまつりでは、賀美町(扇町屋第一区)、奈賀町(扇町屋第二区)、志茂町(豊岡第三区)の各地区から2台ずつの山車が参加し、両日をかけて会場と地区内を巡行します。
そんな山車の安全運行を司り、左右自在に操っている方々のことを「根取(ネトリ)」と言います。
このほど写真の半纏を染めさせていただきました。入間市扇町屋第二区 奈賀町の根取(山車の舵取りをする)が着る半纏です。綿の紬で、エンジの地色、黒い文字です。
角を曲がるときや、倉庫や神酒所前、休憩時などに山車を更新させるときなどの舵捌きは大変見ごたえのある姿です。 山車の巡行を見学されるときは、根取の皆様の動きにも注目してみてください。