幸手市権現堂の桜

 幸手桜.jpg    四月四日、一都四県桜名所観光ツアーに行ってきました。栃木県太平山、茨城県古川公園、埼玉県幸手権現堂、千葉県清水公園、東京千鳥ヶ淵というルートで現地降車各45分以外ずっとバス、朝7時出発帰り8時川越着という弾丸ツアーです。曇って寒い日でしたがどこに行っても桜満開で、観光客はいっぱい、日本人は桜が好きだなとつくづく思います。あるいは人の集まるところにさらに集まりたい日本人のDNAか?認めざるをえません。

 中でも幸手市の権現堂堤の桜は圧巻でした。幸手市は市内どこも桜並木ばかりで、この時期航空写真撮ったらおそらく桜面積?日本一と思います。
 普通は道路や川に沿って並木として一本づつ植えられているものですが、権現堂は1000本の桜が両側にジグザグに植えられ、1kmの長さ、下から空が見えません。花で鬱蒼としていて、息苦しいほど、花見はもう満腹、いい加減にしなさいというほど花の圧力に押しつぶされそうです。パッと咲いてパッと散る潔い花と言われていますが、今時の桜は品種改良、十分な手入れをされちょっとの風雨ぐらいでは散らずに桜まつりが終わってもまだ残っているようです。
 大正時代には3000本あったそうで、戦争末期に薪として伐採され、昭和24年に改めて1000本植えたものがこの迫力、幸手市の桜にかける執念が伝わってきます。私は関東一の桜の名所はここ!と断定します。
 

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