お手軽なタイトルなので安いB級ものかなと思っていましたが、とんでもない。面白かったです。
監督、主演が「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブローで、やたら金がかかっているいつもの映画でなく、「あったかいんだからア」な多幸感あふれる感じです。カリブ海のラテン風味で、離婚、解雇、資産なし、オンボロトラックの状況にも常に前向き、楽天主義の性格が周りの人を引きつけ、フードトラックでのキューバサンドイッチ販売がよく売れて自分の好きな料理を作るレストランを手に入れるまでのロードムーヴィーです。
物語の進行にツイッターが使われていて、文章が画面の上に出現するのが新しいかもなんて思うがどうでしょう。e-mailなどでも投影されてましたかどうか。いつもコロンビアの悪役のジョン・レグイザモが良い相棒役で、昔の火野正平みたいだなと思いつく。(左後ろ2番目)相変わらず子役は上手いし女房や恋人は美しく、BGMは盛り立てる。
股旅ものは、イージーライダー、サイドウエイなど必ず当たると信じる私は、この手の映画が好きなのだ。