江戸里神楽

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 今年も9月26日、埼玉芸術劇場で神楽の公演がありました。昼と夕の部の2公演です。神楽は、仮面劇、神話劇、黙劇の三要素が備わった判りやすい伝統芸能です。囃子(楽曲)のみで一切台詞がないので、どこの国の人でも単純明快に判る観たままの劇ですが、現代人には太古の倫理観、表情がない、小さな舞台装置がシンプル過ぎて、普段目にする機会がめったにありません。しかし、これも我々日本人の神話時代かのルーツですから、一度は体験しておくことが必須です。
 今年の出演は坂戸市塚越の大宮住吉神楽保存会と梅鉢会(天神様?)でした。例年より振り付けが派手、楽曲が賑やかで眠くならづに集中できます。プロジェクターでの役の紹介、マイクでの進行説明、幕間にもJAZZ演奏が入りあか抜けていました。
 写真はお礼状に入っていた紙細工です。見た瞬間どうやって作ったの?と思わず唸る芸術性の高いアートです。上質な紙、ステンシルと貼り絵、イラスト?「紙風景」の阿部様製作とのことです。

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