マラヴィータ

 346657_100x100_001.jpgイタリアマフィアの大物役が多いロバート・デニーロが今回も、ニューヨークマフィアを裏切って、FBI証人保護制度で、監視下のもと、ノルマンディの田舎町で家族でひっそりと暮らさなくてはいけないのに、住民や、殺し屋グループとの死闘を繰り広げる犯罪コメディ?。 マーチン・スコセッシ、リュック・ベッソンともフランスが嫌いなのか、マフィアを美化したいのか、コメディなのに日本文化とあまりにかけ離れているように感じ、後味は良くなかった。    例えば、中国人マフィア家族が尖閣諸島の町に移住してきて、奥さんは店の対応が気に入らないからコンビニに放火、旦那は水道屋に暴行、肥料工場を爆破、子供たちは学校で恐喝、本土から来た殺し屋は、消防署、警察署で公務員皆殺し、何事かと出てきた町民を撃ち殺すとしたら、日本の映画館で上映できるだろうか。日本のヤクザ家族が韓国でやりたい放題して、韓国で上映できるだろうか。

 ヴァイオレンスは得意なリュック・ベッソン、撃ちまくるアクションは爽快だが、FBIのトミー・リー・ジョーンズだけが唯一まともなアメリカ人に見えました。ヨーロッパで公開されたのでしょうか?

 

 





 

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