寿町白山神社の幟

011.jpg008.jpg                                              本殿は、覆屋内にあり、直接間近でみることは出来ません。 社伝によると、武田信玄の家臣 山口長左衛門が祀った神社で、古くは喜多院の境内にありましたが、仙波東照宮の造営に伴いこの地に移されたそうです。

 川越市寿町白山神社氏子会様よりご注文いただきました。昔の幹線道路で二車線の国道16号旧道に面している為、幟が大きい為全容を見ることが難しいです。鎮守御祭禮と読むのでしょうか?古い幟をなぞって書き写しましたが、昔こんな達筆で大きな文字をどんな筆で書いたのでしょう。歩いている人と比較すると巨大さが判ります。
 生地は河内木綿という極厚の木綿地に黒い染料で染めました。巾100cm高さ11mです。ち(ミミ)は25個づつです。大抵の幟や奉納幕は最初に明治時代に作ったと思われますが、将来の記憶の為に最近は復元した年号を書く様にしています。
 奉納幕は木綿のバンテンという生地に左三つ巴紋が黒で染めています。

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