桴と書いて「ばち」と読みます。太鼓のばち、ドラムのスティックです。
日本人の心の楽器である和太鼓の響きは、すべての人に共感を与えます。子供から大人まで楽しむ事ができ、スポーツに通じる達成感や爽快感も与えてくれるため創作太鼓は音楽の一分野としての地位を確立しています。 様々な音色の和太鼓を組み合わせ、複数の奏者が演奏する組太鼓は、今や和太鼓音楽の基本形式といえます。太鼓の種類や数などの音楽的要素に、太鼓の配置や奏者の振り、動きなどの視覚的要素も加わる総合芸術です。
3月17日、川越市民会館で第21回彩の国埼玉「桴の祭典」が行われました。
写真は皆野町の郷芸銀美露(ぎんびろばあ)というグループで、太鼓だけでなく、笛、民謡、踊りを組み合わせた、子供の時の村祭を思い出す、ハレの郷愁をさそう懐かしい調べでした。