この時期「リンカーン/秘密の書」が上映されていて、奴隷貿易とヴァンパイアを結びつけてスーパーヒーローリンカーン大統領のアクション物として面白そうだったのだが、今日はペイトリオット、ロバート・レッドフォードが、監督として「アメリカ政府の陰謀」「正義のあり方」という題材に大上段から斬り込んだコクがあるドラマを選択しました。南北戦争終結間際、1865年4月14日に起こったエイブラハム・リンカーン大統領暗殺事件の裏側を描く。 物語のヒロインは、暗殺実行犯ジョン・W・ブースの共謀者8名のひとりとされた下宿屋の女主人メアリー・サラット(ロビン・ライト)。母親で、未亡人で、信心深いカトリック教徒で、南軍を強く支持し、かたくなに無罪だけを主張していた彼女は、およそ公正とはいえない軍事法廷で裁かれ、アメリカで初めて絞首刑になった女性がヒロイン。息子の身代わりに沈黙を守ったのだが、北軍主導の政府の歴史観なので、といってもどちらのこともよく知らないのでなかなか気持ちが入りませんでした。同じようなセンスの「本を読む人」も戦後裁判でナチス戦犯にされるヒロインを扱った映画を思い出しました。どちらもタイトルのつけかたが良いのか悪いのかわかりませんが、これからも度々使われることでしょう。
2012年11月アーカイブ
ペットのミミズクあるいはフクロウを見たことがあります。鳥と思えず哺乳類のような親愛感がしました。頭が大きく顔が丸く、大きな目を持っています。目は夜の猫のように瞳孔が丸く、よく動きます。耳は羽角といい猫の耳のように立っていますが、羽の一部で本当の耳ではないそうです。この耳がないのがフクロウと言われますが、同じフクロウ科です。
羽毛が柔らかく暖かく、目に表情が表れるので小型犬か猫のように愛着がわきました。学問の神様とかフクロウ博士と呼ばれるように頭が良さそうで、人間に馴れやすく、ペットに向いているらしいです。値段は軽自動車くらいとのこと。泣き声はホぅとは泣かずもっと高い猫のような声でした。夜の森だと低く聞こえるのかも。闇夜の森に孤高に哲学にふけるミミズクを表現しました。100*34cm
航空自衛隊入間基地に行ってきました。二三日前より、私の家の上空に輸送機やブルーインパルスの編隊が練習していて、楽しんでいましたが、今日は飛行場の中で目の前で観ることができるという訳です。
毎年20万人?もの観客が来るというのですが、飛行場のフェンスの外、近所の公園、ショッピングセンター駐車場の屋上などで見る人も入れたらすごい数で、花火大会の比ではありません。スピードに対する憧れ、軍事オタク、大きな金属の固まりが飛ぶという不思議感、大人も子どもも純粋に「早いもものは美しい」と思わずにいられません。
ジェット機の離陸前の目と鼻を刺激する排気ガスと、ケロシンの匂い、F-15の暴力的な金属音、振動、尽きることの無い加速、ブルーインパルスのプラモデルのような美しさにしびれた一日でした。