川越いもはブランド名です。川越市内にある芋畑は前述の彦兵衛さんののようにわずかで、隣接する埼玉県入間郡三芳町の上富地区は、武蔵野の平地林や短冊形の地割りなど、三富開拓の面影を今なお残す川越いもの大生産地です。街道沿いに向き合う農家はどれも大農家で、屋敷の裏に大きな畑があり、またその裏に平地林が整然と広がっています。「富の川越いも」は、平地林の落ち葉を掃き集め、完熟させた堆肥を畑に施す循環型農法により、丹精込めて育てられた逸品です。その芋を基にした焼酎が川越いも焼酎「富の紅赤」として、おととしより川越ブランド食品として売り出されました。
いも焼酎では「川越」という有名な焼酎がありますが、これは宮崎県の川越酒造場のものです。紛らわしいですが、どちらも飲んで酔えばおいしいことは同じですね。
川越いも焼酎「富の紅赤」
somecco (2010年11月 9日 10:15)
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