2010年11月アーカイブ

川越いも 彦兵衛

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秋はサツマイモのシーズンです。私の町の自治会行事でも、中川農園で芋掘りがありました。広大な畑に、芋の埋まった畝が延々と続き、その一角を100人以上の子供たち、大人が一生懸命に掘ります。彦兵衛は中川農園様の直売店です。大きな暖簾を作っていただきました。昔はふかして食べたものですが、焼き芋屋やスーパーで焼いたものを食べ慣れたせいか、最近は鍋で焼いて食べることのほうが多いと思います。そのほうが美味しいと思います。

 紅赤といわれる、ベニアズマが主で、ほくほくと美味しいいもが、川越いもの主流になりました。現在の川越のサツマイモを更に有名にしたのは、今の皇太子が幼稚園のころ川越にサツマイモ堀りに来られたことから『いもほり観光』が盛んになったことによります。
  『川越いも』といえど川越の周辺は水田であり、実際に栽培されているのは主に川越の南方向にあたる三芳町、大井町、所沢の三富地域や新座市の畑作地域です。これらの地域は武蔵野の雑木林と重なります。関東ローム層と言われるサツマイモに適した土壌を雑木林の落ち葉である腐葉土が地力をつけてきました。腐葉土は地力をつけるために使われていましたが、今流に言えば有機農業という環境に優しい農業が行われていたのです。これは引用です。
 

浅間下源八親方刺子半纏

  刺子半纏の特徴がよくわかります。肉厚の二重生地に黒刺子が粋です。
源八親方は、植木屋さんです。既に引退なさっていますが、息子さんが誕生日のお祝いにプレゼントするとのことです。埼玉県の人は皆親孝行ですね。
 ご注文にいらっしゃったとき、源八様は既に龍の絵柄の刺子半纏を着ていました。帯をぐるぐるっと巻いて、半纏を着慣れているというか、写真で見た江戸、明治の昔の職人さんが、今によみがえったと思うほど似合っていました。
 お祭り半纏もいいですが、職人さんが着こなすかっこいい半纏も、若者にアピールしてゆけば、日本の風景も変わるなと思います。
 源八親方、お元気にお過ごしください。DSC00505.jpg

庭師 流石屋

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流石屋様は庭師というか造園師です。実際の仕事に半纏を着て作業している人は最近は見たことがありませんが、植木屋さんの半纏姿は秋の風物詩ですね。仕事柄、枝に絡まないように袖を細く長く作るようです。、昨年変わった意匠の半纏を作っていただきました。今度はまた、総柄の手拭いのご注文をいただきました。図案はマキまたはキマと読める気がします。図案の由来を聞き忘れました。
文字の繰り返しというデザインは、いつの時代にもPOPですね。
 今年はスズメバチの被害が多いようです。お気をつけ下さい。

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