本日3月15日は雀の森氷川神社の初午祭です。境内にも小さいながら稲荷神社があります。初午は、その年の衣食の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものです。
日本中、町中にお稲荷さんが多いのは、次のような理由らしいです。
田沼意次は、吉宗(紀州藩)の小姓から、家督を継いでからは出世街道を走った。安永元(1772)年には、老中までとなる。石高も加増を繰り返し、5万7千石の大名までとなった。これまでの出世は、稲荷信仰に篤かったこともあり邸内に稲荷をまつっていたことだという話が武家界隈でブレークした。このことから、武家の宅内に小祠を建て祭祀するところも多くなった。のちとなり、出世のみならず開運・商売繁盛などのご利益ということからも商人などの町人の宅地でも祀られるようになったそうな。
本来は立春過ぎの最初の午の日が当日なのですが、川越の私の地域では、お盆なども月遅れといって、3月に行います。お稲荷さんというと狐がつき物ですが、狐は神様の使いであり、神様本人?ではありません。
サンタクロースのトナカイみたいなものでしょうか?油揚げや、稲荷寿しはヴァレンタインのチョコレートみたいなものかも?