入間鳶組合(手拭い)

入間若鳶.jpg  高所を軽やかに移動すり様を鳶(とんび)に見立てたという説もあれば、「鳶口(とびくち)」という道具に由来する、とも言われています。鳶口というのは、長さ1.5~2mほどの棒の先に、鉄製の穂先を付けた道具のこと。

 鳶職人はふだんから足場を組み上げる材木を、鳶口を使って引っ張りあげたり、鳶口で縛り縄を切って足場を解体していました。いわば鳶口は、鳶職人にとって、片腕とも呼べるなじみぶかい仕事道具であったのです。

 したがって火事のような有事の際には、おのずと相棒である鳶口を使い、消火活動を行い人命を守ったのでしょう。

 このように鳶口は鳶職人のトレードマークのようなもの。いつの間にか、名は体を表すかのように、「鳶職人」と呼ばれるようになったのです。

 最初に現場入りし、最後に現場を去ることから、「建設は鳶に始まり鳶に終わる」とも言われる大切な仕事。建築を、街並みを、そして風景をつくり上げる誇りと心意気は、今も変わらず受け継がれています。
 英語ではsteeplejackとか、最近ではスパイダーマンと呼ぶそうです。
手拭いは特岡という生地を紺で染めました。100cm

JAXA火星衛星探査計画(風呂敷)

MMX.jpg    火星衛星探査計画(MMX : Martian Moons eXploration)は、2026年度の探査機打上げを目指し、研究開発が行われています。
  火星は、フォボスとダイモスと呼ばれる2つの衛星を持っています。火星衛星の擬周回軌道(QSO: Quasi Satellite Orbit)に入り、火星衛星観測・サンプル採取を行います。観測と採取を終えた探査機は、サンプルを携えて地球に帰還するというシナリオを描き、検討を行っています。

  この研究開発によって、火星圏への往還技術や天体表面上での高度なサンプリング技術、さらには新探査地上局を使った最適な通信技術と、これからの惑星や衛星探査に必要とされる技術の向上も期待されます。

  また、火星衛星の起源や火星圏(火星、フォボス、ダイモス)の進化の過程を明らかにし、太陽系の惑星形成の謎を解く鍵を得ることができるかもしれません。
風呂敷 90*90cm 生地 シャンタン

志木市上町囃子連(半纏)

 志木市上町囃子連.jpg  埼玉県志木市(上町地区)で活動しているお囃子の団体です。敷島神社祭典(夏祭)、敷島神社元旦祭(隔年)に於いて活動しています。昭和44年発足宗岡宿組囃子連保存会より伝授。
 以下志木市上町囃子連様ブログより転載いたしました。

2024年7月13日
お祭り前最後の練習でした
ほぼ全員集まり楽しく練習出来たと思います
そして地元敷島神社のお祭りを前に「上町こども囃子」の新しい半纏が出来上がってきました!
今までの半纏は古いもので50年は使われて来た歴史あるものですが、さすがにくたびれて来たこともあり新調する事になりました。
デザインは今まで通り全体に濃紺と白の市松ですが、今回は大人と同じ背紋を取り入れました

阿波踊り 土筆連(半纏、浴衣)

土筆連.jpg    阿波おどりは、老若男女問わず幅広い年代の方に参加いただける芸事です。
 高円寺に拠点をおき活動している連(踊りグループ)は現在40連余りあり、その多くが、一般的な習い事と同様に、年間を通じて定期的に稽古を行っています。大きな公演や出演の前には、集中的に練習会を実施することもあります。
 土筆連は礼儀を重んじ、組織的にまとめられて子供も若者もルールを厳しくしつけられます。 そうしたうえで、それぞれの連が一丸となって切磋琢磨しつつ、技量の向上を図っています。
 
阿波踊りの踊りのグループを「(れん)」といいます。

 土筆連は 成人男女の連と、子供だけの連がありますが、中学生以上は成人チームに加入しているようです。

踊りの種類と衣裳はというと

男踊り(つくし連は男踊りです)

 半纏を着て踊る半天踊りと、男物の浴衣をしりかげらに着て踊る浴衣踊りがあり、いづれも足袋をはいて踊ります。
 踊りの所作は大小さまざま、時に勇猛に。時には滑稽に踊る、基本的には素手だが、うちわや提灯などを使っていることもおおい。
 なを、この男踊りを女性の踊り手や少女が躍る場合もあります。

女踊り

 女物の浴衣に編み笠を深く被り、草履でなく下駄をはくのが特徴です。
艶ぽく上品に踊るのが良いとされます。
 一般の浴衣と異なり、襦袢、裾除け、手甲を付け黒繻子の半幅帯を、お太鼓のように結ぶことが多い。

鳴り物

 鉦・笛・三味線・締め太鼓・大太鼓 など

リズム

 阿波踊りは2拍子で、テンポは,早い連、遅い連と様々であり、これが連の個性を演出する重要な要素となります。
宗岡下組.jpg     令和6年7月13日、志木市下宗岡4丁目「氷川神社」で夏祭りが行われ、宗岡下組囃子連の演奏が奉納されました。
 下組囃子連は、明治初期に原型はありましたが、大正末期に大宮市遊馬出身の金子嶽吉の紹介で、大熊兼助、木下芳太郎、荒井市太郎らがこの地より伝授されました。
 下ノ宮氷川神社を拠点とし、宗岡五区、六区が中心であり、小学生、中学生が元気に活動している団体です。
 また、地元小学校で郷土の歴史、伝統芸能を題材に社会科授業の一環で講義を行うなど文化伝統の継承にも熱心に力を入れています。

 久喜市 志ん二と同じく生地は綿絽です。

久喜提灯まつり.jpg久喜提燈祭り「天王様」は、旧久喜町の鎮守である八雲神社の祭礼です。

天明3年(1783年)の浅間山の大噴火で、桑をはじめ夏作物が全滅したことによる、生活苦、社会不安などを取り除くため、祭礼用の山車を曳き廻して豊作を祈願したのが始まりと伝えられ、240余年の歴史と伝統を誇る祭りです。

祭りは毎年7月12日から18日に行われます。7町内から7台の山車が繰り出され、昼間は、神話などから題材をとった人物の人形を山車の上に飾り立て、町内を曳き廻します。夜は、人形を取りはずし、山車の四面に約500個の提燈を飾りつけた、提燈山車に早変わりします。

この提燈山車は夏の夜を彩るイベントとして最大の見どころとなっています。町内の若い衆が、賑やかな笛や鉦・太鼓のお囃子にのせ、関東一と言われる山車を回転させたりして、市内を巡行する様はまさに圧巻です。

夜は、四面に提燈をつけた山車を曳き廻します。
午後8時すぎには、久喜駅西口ロータリーに、提燈山車が集合して、山車をぶつけあったり、回転したりします。久喜駅西口周辺は多くの見物客で賑わい、祭りにおける一番の見所となっています。

綿絽という夏向きの涼しい生地です。肩当、袖口裏などつけません。


吟醸米屋 結の蔵(のれん)

 結の蔵.jpg     埼玉県は一都六県に囲まれた海のない内陸県です。首都圏の中央にある地の利を生かし野菜、米、麦、花、果樹など多彩な農産物が生産されています。米の収穫量は全国17位だそうです。私の妻の実家も長男が米を作っています。この度は老舗、金子商店様より暖簾のご注文をいただきました。

 お客様との信頼を積み重ねて80年、金子商店は五ツ星お米マイスターが厳選するお米の専門販売店として、吟撰米屋「結の蔵」にリニューアルオープンしました。

生産者の想いをつなぎ、お客様の笑顔を結ぶ場所でありたい。
そんな想いを一粒一粒に込めて、こだわりのお米をお届けいたします。

観光地としても名高い埼玉の小江戸、川越の町並みにふさわしい歴史ある日本の蔵を倣った外観の店舗には、お米マイスターがおすすめする全国各地の50種類以上のお米が並びます。
自分好みのオリジナルブレンド米がつくれるブースや精米過程を見ることが出来る精米室、ふっくらとした炊きあがりのご飯を味わえる炊飯コーナー、お子様連れでも安心のキッズスペース、お米を学ぶ講習室など「結の蔵」は、お米にまつわるあらゆる設備が整っているお米の専門店です。

飛日野.jpg    東京都日野市 は1963年(昭和38)市制施行。 北東境界を多摩川(たまがわ)が流れ、支流浅川が中央部を東流する。 市域は両川の沖積低地と日野台地多摩丘陵に位置する。 昔は飛火野(とぶひの)とよばれ飛火(のろし)をあげるに適していたことから名がつき、火野から日野になったという伝承がある

 日野八坂神社は日野の総鎮守である八坂神社の例大祭で9月の第3土曜日、日曜日に開催されます。
 近藤勇や沖田総司など新選組の中心人物を輩出した武術・天然理心流の門人らが奉納した額が残されており、新選組ゆかりの神社として知られています。こちらは新選組祭として、5月2週の土日に開催されます
 
 奈賀町山車腰幕.jpg「おとうろうまつり」は、雨乞いのお祭りであり、暦の上でも雨が降ると豊作になるといわれる「穀雨」の頃に行われるため、雨が降ると縁起がいいとされています。むかしは、宿の両側には「とうろう」がきれいに灯り、露店が軒をならべ、維新の志士、山岡鉄舟、勝海舟の書いた大のぼりもたてられ、山車も出る、見せ物や芝居小屋もかかる、近在にない、にぎやかなお祭りでした。元は扇町屋村と称していた地域で、「扇町屋」は「扇町ヤ」「扇子町屋」「扇町谷」などと文献に記され、祭礼時などには町名に嘉字を用いて 「賀美町」「奈賀町」「志茂町」と記したようです。現在は、扇町屋第一区を「賀美町」、扇町屋第二区を「奈賀町」、豊岡第三区を「志茂町」と呼んでいます。今年は4月20.21日に開催されました。
 奈賀町山車の腰幕のご注文をいただきました。 900cm*60cm
 播磨秀典様の写真を使わせていただきました。



笠間市 結會(半纏)

結會2.jpg結會1.jpg    この度、笠間稲荷神社を拠点とする結會(結會)様より半纏のご注文いただきました。

茨城県笠間市にある「笠間稲荷神社」は、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と並んで日本三大稲荷の一つに数えられる神社です。その歴史は古く、創建は651年。現在は年間350万人もの参拝者が訪れる観光スポットとして、また、県内屈指のパワースポットとして、茨城県のみならず関東近郊の人々に親しまれています。
笠間市は年間通してたくさんのイベントが開催されております。 我々は夏祭りの神輿渡御を子供の頃から参加して育ちました。 2023年12月に我々結會は茨城県を中心に担ぎ屋として発足しました。 神輿好きの仲間たちとの繋がり、 結つきを大切にしたいと 思いを込めての『結會』です。 茨城県に留まらず関東近郊の神輿場に参加しております。

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