造園士とも呼ばれる庭師は、おもに日本式の庭の設計と管理をおこないます。依頼主の要望にそって、植木や庭石などをそろえ、美しく配置して、庭を美術品のようにしあげるのが主な仕事です。そのためどの樹木をどの位置に配置し、どの石をどこに置けばより美しく、バランスよく見えるのか、といった美術的センスが必要なのは言うまでもありませんが、主に扱うのが樹木なので、植物に関する知識も必須になってきます。さらに、建物全体と庭とのバランスも考慮に入れるのであれば、建築に関する知識と技術も求められるようになります。
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