幕末から昭和を舞台に日本独自の植物図鑑を作る夢に向けて天真爛漫に突き進む植物学者、槙野万太郎とその妻、寿惠子の波乱万丈の人生を描く。
江戸末期、土佐の由緒ある酒蔵「峰屋」で、万太郎は酒造りの区切りを祝う宴を楽しみにしていた。蔵は祖母タキが女手一つで切り盛りし、万太郎は跡取りなのだが、病弱なのが難点だった。
万太郎は母ヒサの心配をよそに家を抜け出し、道で倒れてしまう。(4月3日第一話)
40万点以上の植物標本を残した日本の植物学の父、牧野富太郎がモデル。登場する草花には本物を基にしたレプリカを使う。その多彩さと神木の朗らかな笑顔、あいみょんの主題歌が重なり、朝の一時を穏やかにしてくれるドラマになりそうです。