造園業 植木職人 庭師 ガーデナー 今では半纏を着て作業をしている人を見ることはなくなりました。
でも、上記職人が梯子、脚立に乗って剪定をしていると、半纏姿が似合いそうです。
庭師の仕事の範囲は、個人宅の庭園造りおよび維持管理、さらには公園・オフィス街・ゴル
フ場などの公共空間の景観造りまで、幅広く存在します。
個人宅での庭造りでは、樹木の剪定により「間」を創り出し、庭全体とのバランスを考慮した
庭園造りの技術が求められます。樹木・草木などの豊富な知識はもちろん、日本庭園の空間
デザインについても深い理解が必要とされる専門家です。
また、公共施設では緑化のため植木をしますが、造園空間のデザイン力が重要となります。
地形や土壌に適した植木の選別や、公園であれば多くの人が利用するスペースや歩道の確
保などにも気を配らなければなりません。
植木の維持管理もまた、庭師の重要な仕事の一つです。作業時間は、その作業に応じて柔
軟であることが求められます。たとえば、レジャーランドなどでは、入場者がいないときの作業
になりがちですので、朝方や夕方から作業ということもあります。高所で直射日光に当たりなが
ら、また蜂にブンブン纏われ、暑さ、寒さに向き合う仕事はハードワークで、素人が始めれるも
のではありませんね。
植木屋にふさわしい半纏の柄といえば、松や藤、植木ばさみ、梯子を図案化したものが、昔
からの定番です。