ふろしきといえば繰り返し使える「元祖エコバッグ」です。
風呂敷は正方形ではありません。上下と左右の長さがほんの少し違います。
風呂敷は、反物を裁断しその端を三ツ巻きにして縫い上げる。縫った端を天地(上下)とし、生(き) 地(じ) 巾(はば) が左右となり、巾(はば) よりも天地方向のほうが若干長くつくられています。
サイズは、「巾」という単位で、二(ふた) 巾、二(に) 四(し) 巾、三(み) 巾...と表し、基本だけで約10種類のサイズがあります。この表現は、生地巾が一巾(約36cm)で作られていた時代に、一巾のものを縫い合わせて巾の広いもの(例えば、一巾+一巾=二巾)を作ったことに由来します。
現在では、広(ひろ) 巾の生地が生産できるようになり、四(よ)巾約128cm)までは一枚もの、五(いつ) 巾(約175cm)以上は縫い合わせて作られています。
NIKKEI 風呂敷 二幅【約70cm) 綿ブロード 紺と柳色