幸手市は、埼玉県の北東部に位置し、古くから日光街道の宿場町として栄えてきました。戦後は、東京のベッドタウンとして人口が増加しました。 市の北側にある権現堂堤は、春は桜と菜の花、梅雨は紫陽花、秋は曼珠沙華、冬は水仙と四季折々の花を楽しむ公園として、市民の憩いの場となっています。 300年近い歴史と伝統を誇る幸手夏祭り。「関東三大神輿」のひとつに数えられている華麗な神輿が宮出しされ祭りが始まり、子ども神輿や、全町の山車がお囃子とともに練り歩き、市内が賑わいます。荒宿、仲町、久喜町、助町、天神町、東町、北町が豪華絢爛な神輿を担ぎ、街を練り歩く姿が圧巻です。最終日には7台の山車が駅前の坂を駆け上がり、力強さを競う「花山」が行われ盛り上がります。
今年は7月9日に大神輿渡御、7月15日、16日と山車曳き回しと今年一番の暑さの中、熱気の入ったロングランです。
天神町(中一丁目)の山車の天蓋(ひさし)と腰幕のご注文を頂きました。町内在住の折原様の書かれた天神の筆文字と、梅鉢の紋が鮮やかに目を引きます。