川越市西部池辺地区にある鎌足稲荷神社自治会様より奉納幕のご注文をいただきました。
川越水上公園の外周道路沿いに古びた社があったのは覚えていましたが、このお稲荷様がこんなに有名だったとは知りませんでした。お稲荷様といえば商売の神様といわれるくらいで、縁起の良い赤い鳥居で知られますが、神様の使いである白狐もつきものです。今では狐自体が神様としてあがめられています。
しかし、キツネ蕎麦、稲荷寿司と呼ばれ、油揚げが付けば何でもキツネ○○になるのは何ででしょう?
ともかくつい最近までこの地味な鎌足稲荷は関東一円でパワースポットとして知られ参拝客が押し寄せたといわれています。詳しくは長沢利明様の「民俗学の散歩道」というブログに詳細に紹介されています。
1885年建立というから本当に古びていましたが、2013年9月5日にすっかりリニューアルされて見違える様になりました。また今までの幕の紋は白麻生地製で宝珠が三つで三角形になる配置でしたが,今回は11号帆布の白生地に、焔玉といい、大きな玉の上に火焔が燃えている様な紋が一つづつです。社殿の正面が六メートル左右に1mづつ回り込み製作年月日と建設委員一同の名前が入りました。